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2014年9月14日 (日)

『寺門仁美Last Memory』

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 9月7日(日)、寺門仁美ちゃんのラストライブでした。いつかはこういう日がくるんだろうとは思ってましたが、本番を観てる間は全然最後な気がしなくって…。でも、一週間経って今、すごく実感しています。仁美ちゃんには本当に感謝しなきゃいけなくって、僕がこの仕事をしていくうえでの可能性を大きく広げてくれた人でした。

 仁美ちゃんと初めて会ったのは12年前の2002年。『鋼鉄天使くるみPure』が始まる直前でしたから、2月か3月だったと思います。当時、学研BOMB誌上に新人紹介の連載を持っていて(一応ライターですから・笑)、毎月2人くらい紹介してたんですが、なんかの雑誌を見て(たぶん『Pure2』ですね)気になったんですよね。すぐに当時の所属事務所に電話したら、本人を連れて編集部に来ることになって…。当日、マネージャーの小野寺さんが僕のデスクのところに来て(当時は専用デスクがあった!)、「本人、ドアの外で待ってるんで…」とのことでドアを開けたら、正面はもちろん左を見ても右を見てもいないんですよ。あれ? と思ってもう1回左を見たら、いました左下のほうに(笑)。冗談でもなんでもなくって、一瞬視界に入らないほどちっちゃかったんですよね。とにかく“ちっちゃい”ってのが第一印象でした。で、いざ話をしてみると、なかなかおもしろい(笑)。当時はいわゆるジュニアアイドルブームでしたが、こういう子はあまりいないなぁってのが第二印象(?)でしたね。

 で、僕が会社を作ったのが同年の8月で、イベントをいろいろやっていこうと考える中で、翌2003年1月に14歳のバースデーイベントを開催。歌も歌えるしトークもおもしろいし、この子を軸に何か別のイベントもシリーズ化していきたいと思って始めたのが、同年7月の『U-15 Live Version Vol.1』。ここで運命の(笑)、坂田知美ちゃんとの出会いがあるわけですね。あ、その前に写真集の話もありました。1月のバースデーイベントの物販用の写真をBOMB編集部の自分のデスクの上に何気なく置いておいたら、当時の別冊企画編集長の村上さんがそれを見つけ、「え、この子かわいいじゃん。写真集作っちゃいなよ」と、カップラーメン作るくらいのお気楽、お手軽さで即決し(笑)、しかも写真集なんて作ったことない僕に現場をまかせるという暴挙に出まして(笑)。早速3月の北海道ロケから始まって、夏の山梨、御宿を含めた写真集を11月に発売するに至るという…。ちなみにこの写真集やDVD『好夏2』を作ったスタッフで、去年のスマイル学園笑顔のたすきリレーの各ユニットの作品はできてます(笑)。スチールは野下さん、PVは近藤監督、スタイリストは江川さん、ヘアメイクは石野さん、メイキング撮ったのは当時アトリーにいた星くん(笑)。10年ぶりにまた一緒に仕事ができるってのは嬉しいもんですよね。

  話を戻します。こうして当時仁美ちゃんと出会ってから2年もしない間に目まぐるしく仕事の幅が広がっていきました。2003年にいろいろイベント企画をやった経験が、翌2004年の『地方発アイドル、春休みだよ全員集合!』開催にも繋がっていきます。ちなみに写真集のデザインを担当したのも、『地方発アイドル~』の音響と照明を担当したのも、仁美ちゃんの最後の所属事務所となったスタイルキューブさん(当時スタジオキューブ)という偶然(笑)。通常、タレントさんが移籍するとそこでいろいろ関係性が切れちゃうことが多いんですが、仁美ちゃんの場合偶然にも僕が知ってるところに移ってくれたので(フィットワンさんも、BOMBで乙葉さんの担当ライターをやってたおかげで繋がりがあった)、長いお付き合いができたのだと思います。12年だもんね。ライブハウスのイベントだけではなくマザー牧場にバスツアーに行ったり、屋形船を貸し切ったり(笑)。そういう経験も楽しかったですが、毎年1回は会っていたファンの方とあまり接点がなくなってしまうのは、僕も少しさみしいですね(笑)。

 ここからは少しマジメな話になりますが、寺門仁美という人が僕に教えてくれたことは、“仕事ってなんだ?”というすごく基本で、しかし忘れがちなことだったと思います。何かひとつアクションを起こすことで、それが大きく広がっていくこともある、そしてそれは仕事なんだけど、すごく楽しみながらできることもあるというか…。 あるアイドルやグループがいて、その存在や魅力をより多くの人に知ってもらうには、どうすればいいか? それを体感できたし、自信にもなりました。本当に感謝の言葉しかありません。今までありがとう!

♪ 誰もが いつかはここを 旅立つ日が来ても

   私は 忘れない    (Legend of Mermaid)

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